「お姉様ズルいですわ!私もお姉様の服が欲しいですわ!」
「どうぞ」
またしても妹ロクサーヌのワガママが始まった……
が私は欲があまりないので、はいどうぞって気分になる。
特に服なんかは全然いらない。
だってオシャレ面倒だから、妹に取られたからできませんって動きやすい簡素な服が着れるって最高じゃない!?
こうして私は侯爵令嬢にも拘らずみすぼらしい服を着ているが、当然社交場では呆れられているが、私は社交界でやりとりをすることすらだるいし面倒なので、誰も呆れて絡んで来ないことがいいことなのだ!
何か公爵令嬢に「貴女それでも貴族なの?恥を知りなさい!」
って怒られたこともあったが、その時に「妹に全部服を譲ったのでこれしかないのです」
って言ったら、私が嘘を言っていようが本当だろうが、どっちにしても、こいつ何を言ってるんだ?って扱いで、消えて言った。
信じようが信じまいが、まぁ私のこと相手したくないって思って当然ですよね。
おかげで面倒な絡まれをしないので助かりますが!(笑)
すると殿方に馬鹿にされないのか?と思うかもしれないが、貴族の男たるもの、内心どう思うかはともかくとして、噂話で井戸端会議みたいなことをするのは、男として軟弱という世界なので、いちいち私なんかのことを噂したりはしない。
流石にもっと政治的に大きなことならば、あの家はどうなる?とかそういうことならば、男同士でも話したりしているみたいだが、私が簡素な服を着ているからってそれがどうしたって感じなのだ。
ああ、私の家はおかしな家では?こういう噂ならされているかもしれないが、私からしたら知ったことでは無い。
だって私って無欲だから、露頭に迷うレベルの破滅でもしない限り、家がどうなろうが興味も無いからだ!
ああ無欲って便利ですわ!
こうして妹のロクサーヌにはズルいと言われるたびに何もかも譲ってきた!
そんなある日、王子様の婚約者をうちから出すと言うことを上手く根回しに成功したらしく、お父様がいつになく浮かれまくっていた!
「やったぞ!やったぞ!ワシの政治工作が成功したんだ!母さん祝杯を頼む!」
「やったわねあなた!これでうちの代でますます当家は栄えるはずよ!」
もう家中でお祭り騒ぎである!
そして私か妹かどちらにするかということを話し合うことになった。
当然ロクサーヌは言う。
「ズルいですわお姉様が王子様と婚約なんてズルいですわ!」
普段ならば両親はこれがうるさい上に、私がどうぞというので、見て見ぬ振りをしているが、さすがに王子様が相手なので、こんな妹を出していいのかということで悩んでいるようだ。
しかし私は「私は別にロクサーヌが結婚すればいいと思いますわ」
と言うだけだ。
だって王子様が私のことを好きでいてくれて結婚するとかならまだしも、そうじゃない場合、今の特に困っていない生活を捨ててまで、ギャンブルをしたいと思わないからだ。
だってとっても大変なことになるかもしれないし?
無欲だからこう考えるのである!
「お姉様ズルいですわ!」
もうこいつズルいって言いたいだけだろって思うレベルであるが、こうしてロクサーヌが婚約者になることになったのである。
しかしこれにより、ある日噂が流れた。
何故か私カサンドラはロクサーヌにすべてを譲る聖女であるという謎の噂が流れたのである。
いや全然違うんですけど、意味が分からない!
するとロクサーヌが現れて言う!
「お姉様ズルいですわ!聖女とかズルいですわ!」
「だったらロクサーヌも色々譲ったら?」
「そうするわ!お姉様に服も宝石も、それから王子様もすべて譲るわ!」
はぁ???????????????????
服や宝石はともかく、王子様を譲るってこいつはアホか????????????
人としてもクソな上に、さらに不敬の帝王だろうが!!!!!!!!!!
私はいつになく激怒して言った!
「あのね、服とかはともかく、人間を、まして王子様を譲るなんて戯けたこと通るわけないでしょう、貴女何様なの!?」
「ズルいですわ、そうやっていい顔をするお姉様ズルいですわ!絶対に譲りますわ!」
こう言って聞かないので、ヤバいこのボケが王子様に不敬なことをする前に何とか止めないと!
そう思って王子様にお会いして頂くことにした。
すると王子様は言う。
「ああ知っているよ、そもそもカサンドラが聖女であると流したのはこの私である!」
「ええ!?どういうことですか!?」
「あいつワガママだからウンザリなのだ、もちろん王権で排除しても良かったが、それよりも、何でも姉である君をズルいズルい言うのだから、聖女って評判も欲しがって、何でも譲る、こうなることが予想できた。よってあのボケと婚約などしたくないからそうしたのだ!」
「な……なるほど流石は王子様ですわ!」
「そして君の家と結婚しないといけないのならば、君が良い、まぁロクサーヌが酷すぎて半分消去法じみていて、不服かもしれないが、私のプロポーズを受けてくれないか?」
こうして私は王子様と幸せに暮らしましたとさ。
「どうぞ」
またしても妹ロクサーヌのワガママが始まった……
が私は欲があまりないので、はいどうぞって気分になる。
特に服なんかは全然いらない。
だってオシャレ面倒だから、妹に取られたからできませんって動きやすい簡素な服が着れるって最高じゃない!?
こうして私は侯爵令嬢にも拘らずみすぼらしい服を着ているが、当然社交場では呆れられているが、私は社交界でやりとりをすることすらだるいし面倒なので、誰も呆れて絡んで来ないことがいいことなのだ!
何か公爵令嬢に「貴女それでも貴族なの?恥を知りなさい!」
って怒られたこともあったが、その時に「妹に全部服を譲ったのでこれしかないのです」
って言ったら、私が嘘を言っていようが本当だろうが、どっちにしても、こいつ何を言ってるんだ?って扱いで、消えて言った。
信じようが信じまいが、まぁ私のこと相手したくないって思って当然ですよね。
おかげで面倒な絡まれをしないので助かりますが!(笑)
すると殿方に馬鹿にされないのか?と思うかもしれないが、貴族の男たるもの、内心どう思うかはともかくとして、噂話で井戸端会議みたいなことをするのは、男として軟弱という世界なので、いちいち私なんかのことを噂したりはしない。
流石にもっと政治的に大きなことならば、あの家はどうなる?とかそういうことならば、男同士でも話したりしているみたいだが、私が簡素な服を着ているからってそれがどうしたって感じなのだ。
ああ、私の家はおかしな家では?こういう噂ならされているかもしれないが、私からしたら知ったことでは無い。
だって私って無欲だから、露頭に迷うレベルの破滅でもしない限り、家がどうなろうが興味も無いからだ!
ああ無欲って便利ですわ!
こうして妹のロクサーヌにはズルいと言われるたびに何もかも譲ってきた!
そんなある日、王子様の婚約者をうちから出すと言うことを上手く根回しに成功したらしく、お父様がいつになく浮かれまくっていた!
「やったぞ!やったぞ!ワシの政治工作が成功したんだ!母さん祝杯を頼む!」
「やったわねあなた!これでうちの代でますます当家は栄えるはずよ!」
もう家中でお祭り騒ぎである!
そして私か妹かどちらにするかということを話し合うことになった。
当然ロクサーヌは言う。
「ズルいですわお姉様が王子様と婚約なんてズルいですわ!」
普段ならば両親はこれがうるさい上に、私がどうぞというので、見て見ぬ振りをしているが、さすがに王子様が相手なので、こんな妹を出していいのかということで悩んでいるようだ。
しかし私は「私は別にロクサーヌが結婚すればいいと思いますわ」
と言うだけだ。
だって王子様が私のことを好きでいてくれて結婚するとかならまだしも、そうじゃない場合、今の特に困っていない生活を捨ててまで、ギャンブルをしたいと思わないからだ。
だってとっても大変なことになるかもしれないし?
無欲だからこう考えるのである!
「お姉様ズルいですわ!」
もうこいつズルいって言いたいだけだろって思うレベルであるが、こうしてロクサーヌが婚約者になることになったのである。
しかしこれにより、ある日噂が流れた。
何故か私カサンドラはロクサーヌにすべてを譲る聖女であるという謎の噂が流れたのである。
いや全然違うんですけど、意味が分からない!
するとロクサーヌが現れて言う!
「お姉様ズルいですわ!聖女とかズルいですわ!」
「だったらロクサーヌも色々譲ったら?」
「そうするわ!お姉様に服も宝石も、それから王子様もすべて譲るわ!」
はぁ???????????????????
服や宝石はともかく、王子様を譲るってこいつはアホか????????????
人としてもクソな上に、さらに不敬の帝王だろうが!!!!!!!!!!
私はいつになく激怒して言った!
「あのね、服とかはともかく、人間を、まして王子様を譲るなんて戯けたこと通るわけないでしょう、貴女何様なの!?」
「ズルいですわ、そうやっていい顔をするお姉様ズルいですわ!絶対に譲りますわ!」
こう言って聞かないので、ヤバいこのボケが王子様に不敬なことをする前に何とか止めないと!
そう思って王子様にお会いして頂くことにした。
すると王子様は言う。
「ああ知っているよ、そもそもカサンドラが聖女であると流したのはこの私である!」
「ええ!?どういうことですか!?」
「あいつワガママだからウンザリなのだ、もちろん王権で排除しても良かったが、それよりも、何でも姉である君をズルいズルい言うのだから、聖女って評判も欲しがって、何でも譲る、こうなることが予想できた。よってあのボケと婚約などしたくないからそうしたのだ!」
「な……なるほど流石は王子様ですわ!」
「そして君の家と結婚しないといけないのならば、君が良い、まぁロクサーヌが酷すぎて半分消去法じみていて、不服かもしれないが、私のプロポーズを受けてくれないか?」
こうして私は王子様と幸せに暮らしましたとさ。

