花岡先輩、好きです。②



「な、なんですか?」

驚きから、声が裏返った。

「そんなに怯えるな。もっと、悪い事して虐めたくなる。」

怖過ぎる……。

制服のリボンを外されて、シャツのボタンも外された。

制服の中に着てるキャミソールは見えたが、下に着けてるブラジャーは、見えてないと思う。


「っ!」

首筋に顔を埋められて、肌に吸いつかれて、眉を顰めた。

……熱い舌が這う感触に、

「皇先輩。」

非常に危険でよろしくない感じがして、皇先輩の体を押そうとしたタイミングで、生徒会室のドアが開き、京極先輩と目が合った。


「……邪魔したな。」

ドアを閉めようとする、京極先輩。

「待って下さい!誤解です!」

大焦りで、私は否定した。


「京極。良い雰囲気、壊すなよ。」

私の首筋から顔を上げて、皇先輩は京極先輩に言った。

「良い雰囲気ってなんですか?!」

そんなもの、あってたまるか。


皇先輩はご丁寧に、シャツのボタンを留めてくれて、リボンを結んでくれて、ありがとうございますと、言い掛けたが、言う必要はなかった。

見えないところに、キスマークをつけられた。