私はジェラール侯爵令息と婚約したユリアという伯爵家のものだが、まさかの事態に陥るのであった!
初めてジェラール様とのお茶会をした時、ちなみに知ってはいる方だが、深くは関わったことが無い……
突然席につくやいなやこのようなことを言われたのである!
「ユリア君、僕は幼馴染であり病弱な男爵令嬢、アンナの見舞いをしないといけない!」
「?今日は私とのお茶会という約束でしたが、そのアンナ嬢はそんなに具合が悪いのですか?」
私は当然の疑問をついたつもりだ、約束があるとは言え、知り合いが今にも危篤とかならば、そちらを優先するのは分かるから!
しかし……
「いや安心してくれたまえ、アンナは大丈夫だ、しかし僕がいかないと寂しがるのでな!」
「……ではそれいつでもいけますよね?私との約束をどうして破るのです?」
「はっはっは、君はもう婚約者だろう、ならば夫になるものの評判が大事なのが分からぬか?」
「どういうことでしょう?」
何を言いたいのかさっぱり理解できない!
「何だ君は頭が悪いな!少しがっかりだ、簡単に考えたまえ、この僕が病気の人を見舞う優しき男であると評判になれば、それはそれで妻になる君にとっても良いことであろう?」
私は何を言っているのか理解できなかった、ジョークなのかと思うレベルである!
「あのそれ、婚約者がありながら他の女と浮気をしているみたいな悪評になる可能性が高いのでは?」
私は素朴な疑問を言ったつもりだ!
しかし……
「そんなふしだらなことがあるわけないだろう!僕は純粋な気持ちで見舞いをしているのだ!」
……どこが純粋なのか分からなかった、だって評判のために見舞っているのならば、動機が不純では無いか、純粋というのなら、本当に心配しての見舞いになるはずでは?
「あのどこが純粋なのでしょうか?」
「僕が浮気なんてことを考えていないから純粋なんだ!」
??????????????????????????????????
あのね、この人言ってることおかしくない?
浮気しているかどうかは知りませんけど、これを本当だと仮定しましょう。
すると浮気をしていないってのは、そういうふしだらな不純では無いってだけで、不純では無いことと、純粋であることって別なんですけど、この人は言語を扱えているのだろうか?
それとも私がおかしいのか?
何言ってるんだこいつって感覚しか無い……
内心苦笑しているレベルである!
「分かりました、では仮に浮気をしていないとします、でも他の人がそれを信じるかは別では?」
「黙れ!そんな頭の悪い奴はどうでもいいんだ!」
頭が悪いのはどっちだ!普通は婚約者を無視して他の女に通うことを浮気では?って思って当然だろうが!
他人がどう思うかをこいつは分からないのか!
「いやそう普通思うと思うんですけどね!」
「ふんそんな卑しい奴など興味が無い!僕は高尚なのだからな!」
あのねぇ……評判のためって時点で絶対に卑しいと思うんですけど、ジェラールの中ではどう辻褄が合ってるんですかね、もう脳内で敬称をつける気も失せましたよ!
「では他人はどうでもいいってことにしましょう、ならば評判もどうでもいいのでは?」
「黙れ!評判は貴族として大事だろうが!お前は頭が悪いのか?」
だったらその評判が大事ならば、浮気だと疑われるようなことをすることが評判に反してるだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤバいこいつは心底頭が悪い!
こんなのと婚約者にならないといけないの????????????
マジ勘弁!
浮気していてくれ!そうしたら婚約破棄できるから!
一応言ってやる。
「評判が大事ならば浮気を疑われることをしないほうがいいのでは?」
「はっはっは、お前は何を言ってるんだ?僕は浮気していないのだから何の問題も無い!」
……だからそれは私も含めて第三者には分からんだろうが!
してないって言えば通るのならば、どんな悪いことをしていてもしていませんって悪党は全員言って逃れるわ!
馬鹿なのかこいつ!
いや知ってたけど馬鹿をマジで更新してきてやがる!
「では評判のためとはいえ、そのアンナ嬢はジェラール様の見舞いを求めているのですか?」
「そんなことはどうでもいい、この侯爵令息である僕が見舞いに行くだけで男爵家とアンナは光栄なのだから!」
いい迷惑にもほどがある!
絶対にやんわり断ってるのに、こいつ強引に押しかけているな?????????
そりゃそうでしょうよ、こいつが見舞いに来たからって何の改善も無く、侯爵令息を呼びつける不遜な家扱いされる悪評だけくっつくのだから!
マジで最低じゃねぇか!
完全に相手は被害者である!
私はどうでもいいと言えばどうでもいいのだが、こいつへの嫌悪が強すぎたのか、アンナ嬢と男爵家に同情の精神が沸いたので言うことにした!
「婚約者がありながら他の女の所に行くのはどうかと思いますよ!」
「何だ嫉妬しているのか?安心しろ!僕は本気で浮気などしていないぞ!なんなら一緒に来るか?」
いやいやおめーの迷惑行為に一緒にする分けねぇだろボケが!
さらに嫉妬なんかするか!お前なんか今すぐに死んでほしいんだ!
あー無理無理無理無理結婚したくない!
こんなのと結婚とか無理無理無理!
こうしてこの世には毒婦ってのが生まれるのね……
夫を内緒で毒殺するみたいな小説、酷いとか陰険とか、極悪とか思っていたけど、生まれて初めて気持ちが分かってしまった!
ああ私は悪党何かになりたくないですわ!
だから頼むから事故死して……
こんなことを思うようになる日が来るなんて……!
初めてジェラール様とのお茶会をした時、ちなみに知ってはいる方だが、深くは関わったことが無い……
突然席につくやいなやこのようなことを言われたのである!
「ユリア君、僕は幼馴染であり病弱な男爵令嬢、アンナの見舞いをしないといけない!」
「?今日は私とのお茶会という約束でしたが、そのアンナ嬢はそんなに具合が悪いのですか?」
私は当然の疑問をついたつもりだ、約束があるとは言え、知り合いが今にも危篤とかならば、そちらを優先するのは分かるから!
しかし……
「いや安心してくれたまえ、アンナは大丈夫だ、しかし僕がいかないと寂しがるのでな!」
「……ではそれいつでもいけますよね?私との約束をどうして破るのです?」
「はっはっは、君はもう婚約者だろう、ならば夫になるものの評判が大事なのが分からぬか?」
「どういうことでしょう?」
何を言いたいのかさっぱり理解できない!
「何だ君は頭が悪いな!少しがっかりだ、簡単に考えたまえ、この僕が病気の人を見舞う優しき男であると評判になれば、それはそれで妻になる君にとっても良いことであろう?」
私は何を言っているのか理解できなかった、ジョークなのかと思うレベルである!
「あのそれ、婚約者がありながら他の女と浮気をしているみたいな悪評になる可能性が高いのでは?」
私は素朴な疑問を言ったつもりだ!
しかし……
「そんなふしだらなことがあるわけないだろう!僕は純粋な気持ちで見舞いをしているのだ!」
……どこが純粋なのか分からなかった、だって評判のために見舞っているのならば、動機が不純では無いか、純粋というのなら、本当に心配しての見舞いになるはずでは?
「あのどこが純粋なのでしょうか?」
「僕が浮気なんてことを考えていないから純粋なんだ!」
??????????????????????????????????
あのね、この人言ってることおかしくない?
浮気しているかどうかは知りませんけど、これを本当だと仮定しましょう。
すると浮気をしていないってのは、そういうふしだらな不純では無いってだけで、不純では無いことと、純粋であることって別なんですけど、この人は言語を扱えているのだろうか?
それとも私がおかしいのか?
何言ってるんだこいつって感覚しか無い……
内心苦笑しているレベルである!
「分かりました、では仮に浮気をしていないとします、でも他の人がそれを信じるかは別では?」
「黙れ!そんな頭の悪い奴はどうでもいいんだ!」
頭が悪いのはどっちだ!普通は婚約者を無視して他の女に通うことを浮気では?って思って当然だろうが!
他人がどう思うかをこいつは分からないのか!
「いやそう普通思うと思うんですけどね!」
「ふんそんな卑しい奴など興味が無い!僕は高尚なのだからな!」
あのねぇ……評判のためって時点で絶対に卑しいと思うんですけど、ジェラールの中ではどう辻褄が合ってるんですかね、もう脳内で敬称をつける気も失せましたよ!
「では他人はどうでもいいってことにしましょう、ならば評判もどうでもいいのでは?」
「黙れ!評判は貴族として大事だろうが!お前は頭が悪いのか?」
だったらその評判が大事ならば、浮気だと疑われるようなことをすることが評判に反してるだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤバいこいつは心底頭が悪い!
こんなのと婚約者にならないといけないの????????????
マジ勘弁!
浮気していてくれ!そうしたら婚約破棄できるから!
一応言ってやる。
「評判が大事ならば浮気を疑われることをしないほうがいいのでは?」
「はっはっは、お前は何を言ってるんだ?僕は浮気していないのだから何の問題も無い!」
……だからそれは私も含めて第三者には分からんだろうが!
してないって言えば通るのならば、どんな悪いことをしていてもしていませんって悪党は全員言って逃れるわ!
馬鹿なのかこいつ!
いや知ってたけど馬鹿をマジで更新してきてやがる!
「では評判のためとはいえ、そのアンナ嬢はジェラール様の見舞いを求めているのですか?」
「そんなことはどうでもいい、この侯爵令息である僕が見舞いに行くだけで男爵家とアンナは光栄なのだから!」
いい迷惑にもほどがある!
絶対にやんわり断ってるのに、こいつ強引に押しかけているな?????????
そりゃそうでしょうよ、こいつが見舞いに来たからって何の改善も無く、侯爵令息を呼びつける不遜な家扱いされる悪評だけくっつくのだから!
マジで最低じゃねぇか!
完全に相手は被害者である!
私はどうでもいいと言えばどうでもいいのだが、こいつへの嫌悪が強すぎたのか、アンナ嬢と男爵家に同情の精神が沸いたので言うことにした!
「婚約者がありながら他の女の所に行くのはどうかと思いますよ!」
「何だ嫉妬しているのか?安心しろ!僕は本気で浮気などしていないぞ!なんなら一緒に来るか?」
いやいやおめーの迷惑行為に一緒にする分けねぇだろボケが!
さらに嫉妬なんかするか!お前なんか今すぐに死んでほしいんだ!
あー無理無理無理無理結婚したくない!
こんなのと結婚とか無理無理無理!
こうしてこの世には毒婦ってのが生まれるのね……
夫を内緒で毒殺するみたいな小説、酷いとか陰険とか、極悪とか思っていたけど、生まれて初めて気持ちが分かってしまった!
ああ私は悪党何かになりたくないですわ!
だから頼むから事故死して……
こんなことを思うようになる日が来るなんて……!

