赤い帽子の男への事情聴取は、しばらく続いた。
あたしたちが取調室を出ると、大山先輩が足を止めた。
「欄」
「はい?」
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫ですよ」
そう答えたけど、大山先輩は納得してない顔をしている。
「なんですか、その顔」
「別に、それよりなんで盗撮魔がいることが、わかったんだ?」
「あぁ、簡単ですよ。ここです」
と言って、あたしは人差し指で自分の耳をさした。
「シャッター音が聞こえてたんですよ」
「……あの写真は忘れろ」
「忘れろって言われても」
大山先輩が深いため息をついた。
その時、廊下の向こうでドアが開いた。
吉井さんたちが出てくる。
「終わったんですか?」
あたしが駆け寄ると、吉井さんが頷いた。
「……ああ」
そして、少しだけ笑った。
「どうやら俺、本当にシロらしい」
あたしたちが取調室を出ると、大山先輩が足を止めた。
「欄」
「はい?」
「本当に大丈夫か?」
「大丈夫ですよ」
そう答えたけど、大山先輩は納得してない顔をしている。
「なんですか、その顔」
「別に、それよりなんで盗撮魔がいることが、わかったんだ?」
「あぁ、簡単ですよ。ここです」
と言って、あたしは人差し指で自分の耳をさした。
「シャッター音が聞こえてたんですよ」
「……あの写真は忘れろ」
「忘れろって言われても」
大山先輩が深いため息をついた。
その時、廊下の向こうでドアが開いた。
吉井さんたちが出てくる。
「終わったんですか?」
あたしが駆け寄ると、吉井さんが頷いた。
「……ああ」
そして、少しだけ笑った。
「どうやら俺、本当にシロらしい」



