「それから、もう一人」
課長の視線が、こっちへ向いた。
「盗撮していた赤い帽子の男だ」
あたしは思わず、自分のスカートを押さえた。
大山先輩が、それに気づく。
「こっちは大山、高遠、加納くん」
「はい」
「スマホは?」
高遠先輩が、証拠品の袋を持ち上げた。
「ここにあります」
「中身を確認しろ。余罪があるかもしれん」
大山先輩の顔が、一瞬険しくなった。
「分かりました」
「加納くん」
「はい?」
「君は今回、被害者でもある」
課長は、あたしをまっすぐ見る。
「無理だと思ったら、途中で出ろ」
「……大丈夫です」
あたしは大山先輩と高遠先輩の後を追った。
課長の視線が、こっちへ向いた。
「盗撮していた赤い帽子の男だ」
あたしは思わず、自分のスカートを押さえた。
大山先輩が、それに気づく。
「こっちは大山、高遠、加納くん」
「はい」
「スマホは?」
高遠先輩が、証拠品の袋を持ち上げた。
「ここにあります」
「中身を確認しろ。余罪があるかもしれん」
大山先輩の顔が、一瞬険しくなった。
「分かりました」
「加納くん」
「はい?」
「君は今回、被害者でもある」
課長は、あたしをまっすぐ見る。
「無理だと思ったら、途中で出ろ」
「……大丈夫です」
あたしは大山先輩と高遠先輩の後を追った。



