次の日の朝。
あたしは駅のホームに立っていた。
今日の服装は、いつものあたしとは少し違う。
小山内さんが被害に遭った時の服装に、できるだけ寄せてある。
かなりのミニスカートだ。
「……なんか、落ち着かない」
思わずスカートの裾を引っ張った。
「触るな。不自然になる」
隣を歩いていた大山先輩が、小声で言った。
「だって、あたしの服じゃないみたいなんですもん」
「囮なんだから我慢しろ」
「分かってますよぉ」
ホームには、いつもの朝と変わらない人の波。
でも、その中には高遠先輩と鉄道警察隊の四人もいる。
誰も、あたしとは目を合わせない。
もちろん大山先輩も、ここからは他人だ。
電車がホームへ滑り込んでくる。
扉が開いた。
あたしは小さく息を吸う。
――よし。
何も知らない乗客のふりをして、あたしは一人で電車に乗り込んだ。
あたしは駅のホームに立っていた。
今日の服装は、いつものあたしとは少し違う。
小山内さんが被害に遭った時の服装に、できるだけ寄せてある。
かなりのミニスカートだ。
「……なんか、落ち着かない」
思わずスカートの裾を引っ張った。
「触るな。不自然になる」
隣を歩いていた大山先輩が、小声で言った。
「だって、あたしの服じゃないみたいなんですもん」
「囮なんだから我慢しろ」
「分かってますよぉ」
ホームには、いつもの朝と変わらない人の波。
でも、その中には高遠先輩と鉄道警察隊の四人もいる。
誰も、あたしとは目を合わせない。
もちろん大山先輩も、ここからは他人だ。
電車がホームへ滑り込んでくる。
扉が開いた。
あたしは小さく息を吸う。
――よし。
何も知らない乗客のふりをして、あたしは一人で電車に乗り込んだ。



