「証拠って、何ですか?」
「駅の防犯カメラだ」
高遠先輩がスマホをポケットにしまった。
「課長に言われて、仁は沿線の駅も回ってたらしい」
「防犯カメラを?」
「ああ。吉井が乗る前から、小山内さんの近くにいた人物を探してた」
あたしは思わず立ち上がった。
「いたんですか!?」
「落ち着け」
「無理です!」
高遠先輩が呆れたように息を吐く。
「映ってたのは車内じゃない。ホームだ」
「……ホーム?」
「小山内さんのすぐ後ろを歩いてる男がいる」
水城さんたちも顔を上げた。
「それだけなら偶然だ。だが……」
高遠先輩の表情が変わる。
「別の日の映像にも、同じ男が映ってた」
「別の日って……」
「小山内さんが被害を相談した日だ」
あたしは机の上のファイルを見る。
三週間前から、繰り返されていた痴漢。
その近くに、同じ男がいた。
「駅の防犯カメラだ」
高遠先輩がスマホをポケットにしまった。
「課長に言われて、仁は沿線の駅も回ってたらしい」
「防犯カメラを?」
「ああ。吉井が乗る前から、小山内さんの近くにいた人物を探してた」
あたしは思わず立ち上がった。
「いたんですか!?」
「落ち着け」
「無理です!」
高遠先輩が呆れたように息を吐く。
「映ってたのは車内じゃない。ホームだ」
「……ホーム?」
「小山内さんのすぐ後ろを歩いてる男がいる」
水城さんたちも顔を上げた。
「それだけなら偶然だ。だが……」
高遠先輩の表情が変わる。
「別の日の映像にも、同じ男が映ってた」
「別の日って……」
「小山内さんが被害を相談した日だ」
あたしは机の上のファイルを見る。
三週間前から、繰り返されていた痴漢。
その近くに、同じ男がいた。



