「小山内さんの近くにいた乗客だ」
高遠先輩が答えた。
「苫利先輩、今どこですか?」
「南署に戻ってる」
しばらくして、苫利先輩が捜査一課に入ってきた。
「苫利先輩!何が分かったんですか?」
苫利先輩が手帳を開いた。
「小山内さんの近くにいた女性から話が聞けた」
「痴漢を見たんですか?」
「いや。そこまでは見てない」
あたしの肩から力が抜ける。
「ただな」
「はい?」
「小山内さんの真後ろにいたのは、吉井さんだけじゃない」
あたしは顔を上げた。
「他にも、男がいたんですか?」
「ああ。かなり近い位置にな」
高遠先輩と顔を見合わせる。
やっぱり――。
吉井さん以外にも、触れることができた人がいた。
高遠先輩が答えた。
「苫利先輩、今どこですか?」
「南署に戻ってる」
しばらくして、苫利先輩が捜査一課に入ってきた。
「苫利先輩!何が分かったんですか?」
苫利先輩が手帳を開いた。
「小山内さんの近くにいた女性から話が聞けた」
「痴漢を見たんですか?」
「いや。そこまでは見てない」
あたしの肩から力が抜ける。
「ただな」
「はい?」
「小山内さんの真後ろにいたのは、吉井さんだけじゃない」
あたしは顔を上げた。
「他にも、男がいたんですか?」
「ああ。かなり近い位置にな」
高遠先輩と顔を見合わせる。
やっぱり――。
吉井さん以外にも、触れることができた人がいた。



