ナオくんの言うとおり

小さい頃からこの喫茶店で、私とナオくんはお喋りをしたりお絵描きをしたりして過ごしてた。

それは成長した今でも変わらない。


「だって……好きって言ってくれたんだもん。いつも頑張ってて可愛いねって……」
「そんなんで引っかかったのかお前は……」
「引っかかったって……言い方!」


まあ、そのとおりなんだけど……!


話しかけてくれて、優しくしてくれて、甘い言葉をたくさん囁いてくれて……それでコロッといっちゃった。

付き合ったら彼は、すぐに抱きしめてきたり、キスをしたがったり……と、そういうコトばかり求めてきて。

嫌がってたら「冷めた」の一言で終わり。


そんなに尻軽オンナに見えたのかなぁ……。