侍と姫

「姫様。新しい馬車が完成しました。


乗り心地も最高です。


乗ってみませんか」


あの大地震の恐怖に対峙することになると、


心臓は震えた。



我慢、我慢我慢……。


「キャッ…」


腕を引かれ胸元に抱き寄せられた。


「貴様!何者じゃ!」