侍と姫


窶れた店主が居た。


上がったり下がったりの商売で、


賄えるらしい、と侍が説明。



「薪や炬燵はあるの?」


「把握してません。把握不足で申し訳立たない」


燕が鳴く声がした。


さっき店の看板上に燕の巣が出来てたからか。


珍しい。