店を出たところで、小さな焼き菓子の店を見つけた。
「あ」
「クロフォード先輩のお土産?」
「うん」
二人で店へ入る。
いくつか見比べて、リリアは小さな箱を選んだ。
「これにする」
「何味?」
「ナッツとチョコ」
「猫じゃなくていいの?」
「怒られそうだからやめる」
「残念」
「でも猫の包装紙にしてもらう」
「攻めるね」
「これくらいなら大丈夫」
会計を済ませる。
店を出ると、セシルが小さく笑った。
「クロフォード先輩、喜ぶと思うよ」
「そうかな」
「うん」
「セシルは嫌じゃない?」
「何が?」
「私が他の人のお土産選んでるの」
セシルは少しだけ驚いた。
午前中の話を覚えていたのだろう。
「……少しだけ」
「嫉妬?」
「少しだけね」
「じゃあセシルにも何か買う」
「そういう問題じゃないよ」
「違うの?」
「違う」
「難しい」
「うん。恋って結構難しいんだよ」
リリアは考える。
「セシルも大変だね」
「……本当にね」
「好きな人、鈍い?」
「ものすごく」
「大変」
「うん」
「応援する」
「……ありがとう」
笑うしかなかった。
「あ」
「クロフォード先輩のお土産?」
「うん」
二人で店へ入る。
いくつか見比べて、リリアは小さな箱を選んだ。
「これにする」
「何味?」
「ナッツとチョコ」
「猫じゃなくていいの?」
「怒られそうだからやめる」
「残念」
「でも猫の包装紙にしてもらう」
「攻めるね」
「これくらいなら大丈夫」
会計を済ませる。
店を出ると、セシルが小さく笑った。
「クロフォード先輩、喜ぶと思うよ」
「そうかな」
「うん」
「セシルは嫌じゃない?」
「何が?」
「私が他の人のお土産選んでるの」
セシルは少しだけ驚いた。
午前中の話を覚えていたのだろう。
「……少しだけ」
「嫉妬?」
「少しだけね」
「じゃあセシルにも何か買う」
「そういう問題じゃないよ」
「違うの?」
「違う」
「難しい」
「うん。恋って結構難しいんだよ」
リリアは考える。
「セシルも大変だね」
「……本当にね」
「好きな人、鈍い?」
「ものすごく」
「大変」
「うん」
「応援する」
「……ありがとう」
笑うしかなかった。

