加納欄の入院 シリーズ32シーズン4

一旦病室へ戻った。

病室に戻ると。

あたしは、ソファに腰を下ろした。

「はぁ〰️。眠ぅい」

思わず、大きなため息が出る。

「疲れたか?」

「疲れましたよぉ。全く寝てないんですから」

苫利先輩が、小さく笑った。

「でも、終わったな」

「……はい」

桃井病院の院長と副院長は死亡。

だけど、残された証拠から捜査は続く。

この病院で何が行われていたのか。

それも、これから全部明らかになっていくはずだ。

あたしは、窓の外を見た。

長かった夜が、少しずつ明け始めていた。

「早く帰りたいなぁ……」

南署へ。

みんながいる、いつもの場所へ。

そして――大山先輩のところへ。