「はい!」
「苫利先輩は?」
「俺も行く」
苫利先輩も、ゆっくり立ち上がる。
「大丈夫ですか?」
「誰かさんと違って、本当に怪我人だからな」
「あたしは、元々元気ですよ?だいたい、歩けるんですか?車椅子で行くんですか?」
「歩いて行く、いざとなったら、松葉杖で戦うさ」
…………おぉ~、少し成長。
「そこまでだ」
高遠先輩の低い声に、あたしは口を閉じた。
廊下には、数人の捜査員が待機している。
さっきまでの空気が、一瞬で消えた。
「相手は院長と副院長だ。何をしてくるか分からない」
高遠先輩の目が、あたしたち一人一人を見る。
「気を抜くな」
「はい」
あたしも、表情を引き締める。
もう冗談を言ってる場合じゃない。
あたしたちは無言で、院長室へ向かった。
「苫利先輩は?」
「俺も行く」
苫利先輩も、ゆっくり立ち上がる。
「大丈夫ですか?」
「誰かさんと違って、本当に怪我人だからな」
「あたしは、元々元気ですよ?だいたい、歩けるんですか?車椅子で行くんですか?」
「歩いて行く、いざとなったら、松葉杖で戦うさ」
…………おぉ~、少し成長。
「そこまでだ」
高遠先輩の低い声に、あたしは口を閉じた。
廊下には、数人の捜査員が待機している。
さっきまでの空気が、一瞬で消えた。
「相手は院長と副院長だ。何をしてくるか分からない」
高遠先輩の目が、あたしたち一人一人を見る。
「気を抜くな」
「はい」
あたしも、表情を引き締める。
もう冗談を言ってる場合じゃない。
あたしたちは無言で、院長室へ向かった。



