そして、夜。
病室の照明を落とす。
…………。
加奈さんの言葉が、ずっと頭から離れない。
『今夜は絶対に気を抜かないで』
あたしはソファに座り、
ドアの方を気にしていた。
その時――。
「…………あっ」
苫利先輩がスマホを取り出した。
「何ですか?」
「いや、ちょっと」
画面を開き、慣れた手つきで動画サイトを出す。
そして、昨日使った動画を履歴から探し出した。
…………。
ちょっと待って。
なんで、そんな手慣れてるんですか?
苫利先輩が音量を少し上げ、再生ボタンを押した。
次の瞬間。
病室に、昨日と同じえっちな声が響き始めた。
「苫利先輩!」
「ん?」
「盗聴器外したんですから、もぉしなくていいんですよ!」
「あぁ、そうか」
苫利先輩は慌てて動画を止めた。
「ごめんごめん。いつものくせが………ゴホン!」
…………。
いつから、
そんなクセついたんですか!!
病室の照明を落とす。
…………。
加奈さんの言葉が、ずっと頭から離れない。
『今夜は絶対に気を抜かないで』
あたしはソファに座り、
ドアの方を気にしていた。
その時――。
「…………あっ」
苫利先輩がスマホを取り出した。
「何ですか?」
「いや、ちょっと」
画面を開き、慣れた手つきで動画サイトを出す。
そして、昨日使った動画を履歴から探し出した。
…………。
ちょっと待って。
なんで、そんな手慣れてるんですか?
苫利先輩が音量を少し上げ、再生ボタンを押した。
次の瞬間。
病室に、昨日と同じえっちな声が響き始めた。
「苫利先輩!」
「ん?」
「盗聴器外したんですから、もぉしなくていいんですよ!」
「あぁ、そうか」
苫利先輩は慌てて動画を止めた。
「ごめんごめん。いつものくせが………ゴホン!」
…………。
いつから、
そんなクセついたんですか!!



