やっと唇が離れた。
「先、輩……」
あたしは息を整えながら、小さな声で言った。
「我慢、し、て」
「できねえよ」
即答だった。
「え……」
大山先輩は、あたしを離そうとしない。
「苫利と毎晩泊まるなんて」
…………。
あ。
もしかして。
昨日からずっと。
それ気にしてたの?
「演技、ですから」
あたしは小さく答えた。
「苫利先輩とは、何もありません」
「分かってる」
「だったら……」
「分かってても嫌なんだよ俺が」
…………。
そんなこと言われたら。
あたしだって、困るじゃない。
「先、輩……」
あたしは息を整えながら、小さな声で言った。
「我慢、し、て」
「できねえよ」
即答だった。
「え……」
大山先輩は、あたしを離そうとしない。
「苫利と毎晩泊まるなんて」
…………。
あ。
もしかして。
昨日からずっと。
それ気にしてたの?
「演技、ですから」
あたしは小さく答えた。
「苫利先輩とは、何もありません」
「分かってる」
「だったら……」
「分かってても嫌なんだよ俺が」
…………。
そんなこと言われたら。
あたしだって、困るじゃない。



