「せ、先輩……?」
大山先輩の腕に、ギュッと力が入った。
「何もされてないか?」
「え?」
「大丈夫だったか?」
耳元で聞こえる声は、いつもの大山先輩とは違っていた。
…………心配、してくれてる?
「大丈夫です。何も――」
そこまで言って、あたしは思い出した。
盗聴器!
「先、輩……これ」
昨日の、薬を渡そうとした瞬間。
抱きしめられた。
「…………っ!」
ちょっ……!
今、ここ病室!
それに盗聴器――!
あたしは慌てて、大山先輩の胸を押した。
大山先輩の腕に、ギュッと力が入った。
「何もされてないか?」
「え?」
「大丈夫だったか?」
耳元で聞こえる声は、いつもの大山先輩とは違っていた。
…………心配、してくれてる?
「大丈夫です。何も――」
そこまで言って、あたしは思い出した。
盗聴器!
「先、輩……これ」
昨日の、薬を渡そうとした瞬間。
抱きしめられた。
「…………っ!」
ちょっ……!
今、ここ病室!
それに盗聴器――!
あたしは慌てて、大山先輩の胸を押した。



