あたしたちは何も言わず、そのまま病室へ戻った。
ドアを閉める。
…………。
さっきの話。
聞きたい。
でも――。
この部屋には、盗聴器がある。
「欄ちゃん」
苫利先輩が、小さな声で呼んだ。
「なんですか?」
「退屈なんだよぉ」
「え?」
「さっきから身体も暑くてさぁ」
苫利先輩が、妙に甘ったるい声を出す。
…………何?
「せっかく個室なんだし。ね?」
「はい?」
苫利先輩が、あたしを見つめた。
「しようよ」
…………。
何を?
あたしは苫利先輩のそばへ寄り、
小声で聞いた。
「何をですか?」
ドアを閉める。
…………。
さっきの話。
聞きたい。
でも――。
この部屋には、盗聴器がある。
「欄ちゃん」
苫利先輩が、小さな声で呼んだ。
「なんですか?」
「退屈なんだよぉ」
「え?」
「さっきから身体も暑くてさぁ」
苫利先輩が、妙に甘ったるい声を出す。
…………何?
「せっかく個室なんだし。ね?」
「はい?」
苫利先輩が、あたしを見つめた。
「しようよ」
…………。
何を?
あたしは苫利先輩のそばへ寄り、
小声で聞いた。
「何をですか?」



