「そうだ。念のため調べとくか」
大山先輩が、小さな機械を取り出した。
「なんですか? それ」
「鮎川さんに借りてきた」
あ。
盗聴器探知機。
大山先輩は、ゆっくり病室の中を歩き始めた。
ベッドの周り。
テレビ台。
壁際。
そして――。
ピッ。
小さな反応音がした。
大山先輩の目つきが、一瞬で変わる。
幸田さんからも、さっきまでの笑顔が消えた。
苫利先輩はベッドの上で、黙ったまま眉を寄せる。
あたしも思わず息を呑んだ。
…………ウソ。
本当に?
大山先輩が、反応のあった場所を指で示す。
四人の視線が、そこへ集まった。
――ある。
壁のコンセント。
この病室、盗聴されてる。
大山先輩が、小さな機械を取り出した。
「なんですか? それ」
「鮎川さんに借りてきた」
あ。
盗聴器探知機。
大山先輩は、ゆっくり病室の中を歩き始めた。
ベッドの周り。
テレビ台。
壁際。
そして――。
ピッ。
小さな反応音がした。
大山先輩の目つきが、一瞬で変わる。
幸田さんからも、さっきまでの笑顔が消えた。
苫利先輩はベッドの上で、黙ったまま眉を寄せる。
あたしも思わず息を呑んだ。
…………ウソ。
本当に?
大山先輩が、反応のあった場所を指で示す。
四人の視線が、そこへ集まった。
――ある。
壁のコンセント。
この病室、盗聴されてる。



