甘い夢に揺蕩う



凛と二度目があったのは、一度目から期間が空いた、六月になってからだった。

梅雨に入り、雨が多くなった。

雨が強くて傘を差しても、結構濡れてしまった。

私の家は近くだけど、凛の家に上がって雨宿りさせてもらった。

制服を脱いで乾かして、お風呂を借りて温まった。

昔、何度か入った事がある。

凛と二人で、入った事が。

もう高校生なので、一緒には入らなかった。


凛とは一緒に帰るように、なっていた。

家を出る時間はバラバラだから、登校は別々だった。


昔に戻ったみたいで、嬉しかった。

登下校はいつも、一緒だった。

風邪を引いて休んだりしたら、プリントを届けに行った。

凛のいない学校は、つまらなかった。


幼馴染の凛がいれば、他の友達はいらなかった。

クラスで仲の良い子は、何人かいたけど。