帰りの車の中何故か啓太もいる。



「小沢なんでおまえまでいるの?」



啓太がニヤケタ顔で、『彩夏と待ち合わせ。沢田駅まで頼む。』



『小沢俺をタクシー代わりに使うなよ!』



啓太は駅前で元気よく車から下りて行った。



啓太のあの嬉しそうな顔。


彩夏幸せなんだ。



『華人の心配なんかしてる場合じゃないぞ。



華スカート短すぎ、明日からスカート禁止。



後化粧はしなくていい、髪も一つに縛るだけにしろ。』



何それ!



厳し過ぎる。



私だってオシャレしたいんだよね。



一輝の意地悪。



でももう少しで教習所も終わる。



頑張って卒検受からないとな。