俺と沢田は酔い潰れリビングで寝てしまった。



朝華に起こされた。



「和室に布団ひいてあったのに、こんなとこで寝て、


おまけに一輝までリビングで寝るなんて、


風邪ひいたらどうするの?」



ごめんそこまで考えてなかった。



『華に怒られてる沢田を見たのは初めてだな。』



「おまえに言われたくない。」



何故か拗ねてる沢田。



おもしれい。



かかあ天下なんだな。



彩夏とこんな家庭が作れたらいいな。



夕顔が眠い顔で起きてた。


「ママ美憂が泣いてる。」



『一輝私手が話せないから、美憂見て来てよ。』



了解!



やっぱ沢田華の尻に引かれっぱなしだな。



「啓太子育ては夫婦二人で協力し合わないと、とても無理なの。」



こんな頼もしい華を見たのは初めてだった。



華が朝は戦争なんだからと言いながら、



朝食の準備弁当を作りながら、洗濯をしている。



そして沢田が夕顔を保育園に連れて行き学校へ向かう。



華は美憂を預けて自動車学校へ向かった。