準備は着々と進んだ。



神父さんにも待機して貰っている。



後は鈴子さんが二人を呼びに行くのを待つ。



鈴子さんが二人を連れて来た。



大気が呆気に取られ、『朝早くからなんでみんないる訳?』



雪ちゃんが、「華ちゃんに話したい事あるの。」



「雪ちゃんその話しは又後で聞くから、


今からこれに着替えて!」


私は雪ちゃんにウェディングドレスを渡す。



「これってウェディングドレスだよね?


これを私が着るの?なんで?」




「何でって今から雪ちゃんと大気君の結婚式をするからだよ。」



大気が驚いている。



「大気はこれに着替えて。」


鈴子さんからタキシードを渡される。



そこに向坂さんとスタッフの人、



彩夏と啓太が現れる。



『啓太何でおまえいるの。』



啓太は笑いながら、大気の友達代表みたいな感じ。



「何それ?意味わかんねぇ!」



『そんな事どうでもいいから、着替えろ。』



啓太は無理矢理大気君を隣の部屋に連れて行く。



雪ちゃんは彩夏に連れられ鈴子さんたちの部屋に行った。