『ああ、一人で育てたと言うより、両親と妹が満那人を見てくれたんたけどね。』



そうだよね仕事があるし、男手一人で育てるのは大変だ。



『あのさ円香が大学の時好きだった一輝に迫ってるんだけどさ。



一輝には可愛い奥さんと子供がいる訳。



まぁ一輝は私の元旦那でややこしいんたけど。



円香にこの夫婦の邪魔してほしくないんだよね。



それに円香まだ霧島の事好きなんだと思う。



自分でもどうしていいか分からなくて、



境遇が似てる一輝に、そのイライラをぶつけてるみたいなんだよね。



霧島円香の事なんとかしてくれないかな?



一輝の奥さん華ちゃんって言うんたけど、



凄くいい子なの。



高校生で夕顔の母親になってくれたんだよ。



今一輝の子供生んで二人の母親なんだから。



私頭上がらなくて、だから円香をなんとかしたくてさ。



霧島力貸してよ。」




霧島さんは暫く考えているようだった。



『分かった、俺が円香に話してなんとかする。



けどその前に沢田先生と華ちゃんの事聞かせてほしい。』