無魔の少女と星を識る王〜星葬の鍵〜

「さあ、魔力測定器(アニマ・スケール)よ、全ての少年少女の魔力を測りなさい!」

魔力測定師の声に合わせて、ギギギィィと重々しい扉の音が響く。

その重厚な扉から出てきたのは、巨大な水晶。

神聖な輝きを帯びた水晶が、きらきらと太陽光を反射する。


「や、やだようぅ……っ!」

「お父様っ、お母様っ、私、こわいですっ……」

「うわぁぁぁん!!助けてよぉぉぉっ!」


その扉の音よりも遥かに大きな少年少女達、現在15歳の叫び声。


──そう。

この測定器は……



自分達の人生全てを決められる、一発勝負なのだから。


魔力の「最大出力」と「属性」で、職業も、恋愛も、決まってしまう。