無魔の少女と星を識る王〜星葬の鍵〜

皆さん、こんにちは。如月みぞれです。

今回は、魔力身分社会での危険な恋をテーマに執筆を進めていこうと思います!

このお話では、後にも記しますが、15歳で「成人の儀」という、一発勝負が行われます……!
そこで測った「最大出力」と「属性」で、将来の職業と階級が決まる。つまり、どれだけ運動や勉強が出来ようと、性格が良かろうと、魔力量で人生全てが決まってしまうのです……。(私だったら生きていけそうにありません)

この「タイトル未定」のヒロイン・灯衣と、ヒーロー・天璃、その周りのキャラクター達も、ぜひ応援していただけると嬉しいです!


で、ではっ。

身分社会の詳細について、説明致しますねっ……!














1. 階級構造
社会は魔力量によって、主に4つの階級に分かれている。

支配階級:純血魔導貴族(ハイ・マギ)
概要: 国家の要職、軍の幹部、大企業のトップを独占する最高位。
特徴: 代々強力な魔力を受け継ぐ家系。天候を操る、空間を転移するなど、国家規模の魔法を使える。彼らの言葉は法と同等。

特権階級:上級魔導師(ミドル・マギ)
概要: 官僚、医師、高度技術職、治安維持部隊などのエリート層。
特徴: 貴族ほどではなくとも実用性の高い魔力を持ち、社会的リスペクトと高い報酬が約束されている。

労働階級:下級魔導師(ロー・マギ)
概要: 一般市民。
特徴: 微弱な魔力しか持たない層。魔力援助のための機械のエネルギー源として工場で働かされたり、単純作業をしたりする。

不可触民:無魔者(ゼロス)
概要: 魔力を一切持たない、または測定不能な最下層。

特徴: 「人間以下の存在」として扱われる。市民権はなく、名前ではなく登録番号で呼ばれたり、魔力持ちの奴隷として扱われ最も過酷で危険な肉体労働を強いられる。


2. 人生を決定する「成人の儀」
この社会で最も残酷、かつ最も重要なイベント。

15歳での一発勝負: すべての子供は15歳になると、国家管理の魔力測定器にかけられ、ここで測った「最大出力」と「属性」で、将来の職業と階級がその場で決定される。
努力の全否定: どれだけ勉強ができても、魔力が基準値以下であれば、その時点で労働階級以下へ落ちることが確定します。親が純血魔導貴族(ハイ・マギ)であっても、子供が無魔者(ゼロス)であれば即座に勘当・追放される。

3. 社会のシステムとインフラ
テクノロジーと魔法が融合していますが、すべて魔力を前提に作られる。

魔力認証システム: ドアの開閉、買い物の決済、公共交通機関の利用はすべて個人の魔力パターンで行われる。そのため、無魔者(ゼロス)は街を歩くことすらできない。
法と裁判: 裁判の判決すら魔力量で決定。「高位の魔導師の言葉は、低位の者の言葉より真実に近い」という悪法があり、魔力が高い側が圧倒的に有利。
結婚の制限: 優生思想が根強く、魔力の高い血筋を維持するための政略結婚が当たり前。魔力の低い者との恋愛や結婚は、血統を汚す犯罪とされることもある。


4. この社会が抱える歪みと対立(物語の火種)
無魔者(ゼロス)の反乱: 魔力に頼らない「物理的な科学技術(銃火器や機械工学)」を裏で開発し、魔法社会を転覆させようとするレジスタンスが存在する。
魔力過労死(アポートシス)下級魔導師(ロー・マギ)たちは、国家や企業のインフラを支えるために毎日限界まで魔力を搾り取られ、精神崩壊や早死にするケースが相次ぐ。
魔力偽装ビジネス: 違法な魔導具や薬物を使って、一時的に魔力を高く見せる詐欺が横行。バレれば即座に処刑されるが、人生逆転のために命をかける者が後を絶たない。




以上です!

ちなみに、灯衣は無魔者(ゼロス)、天璃は純血魔導貴族(ハイ・マギ)です。

全く接点の無さそうな二人が、どう関わっていくのか、これからの物語をお読み下さい!