先輩、好きでいるのやめてもいいですか?

校門を出てバス停へ向かう。


バス停の近くにはベンチとすべり台、ブランコがあるこぢんまりとした公園がある。

ときどき、ユウマ先輩を誘ってはお喋りをしていた。

お喋りと言ってもほとんどは私が一方的に喋って、ユウマ先輩は聞いてただけなんだけど。


ぼんやり考えながら歩いていたら、あっという間に公園に着いた。

ユウマ先輩はまだ来ていないみたいで、私は一人でベンチに座る。


スマホを取り出し、メッセージ画面を開いた。


「先輩のこと、好きでいるのやめてもいいですか」


付き合ってるのかもハッキリわからないから、これが最適かなと思って送ってみたら思いのほかしっくりきた。

私がユウマ先輩のことを好きじゃなくなったら、きっとこの関係は終わるから……。