学校を出て、ひとりで歩く。
いつも蓮と話していることを思い出す。
今日あったこと。
授業のこと。
くだらない話。
コンビニに寄るかどうか。
そんな何気ない会話。
いつもは当たり前すぎて、何も考えていなかった。
でも。
ひとりで歩いていると、その一つ一つが思ったより大きく感じた。
「……蓮、今何してるんだろ」
口にしてから、私は足を止めた。
「……私、何考えてるんだろ」
スマホを取り出す。
連絡しようかな。
でも。
何て送ればいい?
『今何してる?』
それだけでもいいはずなのに。
なぜか送れない。
画面を閉じる。
「……別に、連絡しなくてもいいし」
自分に言い聞かせるように呟く。
家に帰ってからも、なんとなく落ち着かなかった。
夕飯を食べて。
お風呂に入って。
宿題をして。
ベッドに入る。
いつもなら、今日のことを蓮に話したりする。
でも今日は、それがない。
スマホを見る。
通知はない。
「……」
私はスマホを伏せた。
その瞬間。
画面が光った。
「……!」
慌てて手に取る。
蓮からだった。
『もう帰った?』
たった一行。
それだけなのに。
さっきまで少し重かった胸が、一気に軽くなった。
いつも蓮と話していることを思い出す。
今日あったこと。
授業のこと。
くだらない話。
コンビニに寄るかどうか。
そんな何気ない会話。
いつもは当たり前すぎて、何も考えていなかった。
でも。
ひとりで歩いていると、その一つ一つが思ったより大きく感じた。
「……蓮、今何してるんだろ」
口にしてから、私は足を止めた。
「……私、何考えてるんだろ」
スマホを取り出す。
連絡しようかな。
でも。
何て送ればいい?
『今何してる?』
それだけでもいいはずなのに。
なぜか送れない。
画面を閉じる。
「……別に、連絡しなくてもいいし」
自分に言い聞かせるように呟く。
家に帰ってからも、なんとなく落ち着かなかった。
夕飯を食べて。
お風呂に入って。
宿題をして。
ベッドに入る。
いつもなら、今日のことを蓮に話したりする。
でも今日は、それがない。
スマホを見る。
通知はない。
「……」
私はスマホを伏せた。
その瞬間。
画面が光った。
「……!」
慌てて手に取る。
蓮からだった。
『もう帰った?』
たった一行。
それだけなのに。
さっきまで少し重かった胸が、一気に軽くなった。
