家の近くまで来ると、いつものように足を止める。
「じゃあ、また明日」
「うん」
蓮が先に歩き出す。
「蓮!」
「ん?」
「明日も一緒に帰ろうね」
振り返った蓮が、一瞬だけ目を丸くした。
「……うん」
それから、少し笑う。
「明日も待ってる」
「約束ね」
「約束」
蓮が手を軽く上げて、歩いていく。
私はその背中を見ながら、しばらく動けなかった。
「……明日も、か」
自分から言った。
明日も一緒に帰りたいって。
今までも、ずっとそうだった。
なのに。
今日は自分から言ったことが、なんだか少し恥ずかしい。
家に帰って、自分の部屋に入る。
鞄を置いて、ベッドに座る。
今日のことを思い出す。
朝、一緒に学校へ行ったこと。
コンビニでアイスを食べたこと。
危ないときに助けてくれたこと。
そして――
『明日も待ってる』
蓮の言葉。
思い出すだけで、胸がふわっとする。
「……なんでだろ」
私は枕を抱きしめた。
まだ、その気持ちに名前をつけることはできなかった。
ただ。
明日も蓮に会いたい。
明日も一緒に帰りたい。
そう思う自分が、少しだけ不思議だった。
「じゃあ、また明日」
「うん」
蓮が先に歩き出す。
「蓮!」
「ん?」
「明日も一緒に帰ろうね」
振り返った蓮が、一瞬だけ目を丸くした。
「……うん」
それから、少し笑う。
「明日も待ってる」
「約束ね」
「約束」
蓮が手を軽く上げて、歩いていく。
私はその背中を見ながら、しばらく動けなかった。
「……明日も、か」
自分から言った。
明日も一緒に帰りたいって。
今までも、ずっとそうだった。
なのに。
今日は自分から言ったことが、なんだか少し恥ずかしい。
家に帰って、自分の部屋に入る。
鞄を置いて、ベッドに座る。
今日のことを思い出す。
朝、一緒に学校へ行ったこと。
コンビニでアイスを食べたこと。
危ないときに助けてくれたこと。
そして――
『明日も待ってる』
蓮の言葉。
思い出すだけで、胸がふわっとする。
「……なんでだろ」
私は枕を抱きしめた。
まだ、その気持ちに名前をつけることはできなかった。
ただ。
明日も蓮に会いたい。
明日も一緒に帰りたい。
そう思う自分が、少しだけ不思議だった。
