幼なじみの蓮くんが、最近なんか甘い

「蓮、嬉しそう」

「うん。嬉しい」


即答だった。


「そんなに?」

「そんなに」


蓮は少し照れながら笑う。


「だって、いつも俺ばっかり結菜と一緒にいたいって言ってるから」

「……そうだね」

「今日は結菜のほうから言ってくれた」


そう言って、蓮は嬉しそうに私を見る。


「なんか、頼ってもらえた感じがする」

「頼るっていうほどじゃ……」

「俺にとっては大きいよ」


そう言われると、胸が温かくなる。

今まで私は、蓮に甘えるのが少し苦手だった。

幼なじみだった頃から、いつも一緒にいて。

だからこそ、何かをお願いするより、自分で何とかしようとしてしまう。

でも今は。

蓮は私の彼氏だ。

頼ってもいい。

甘えてもいい。

そう思えるようになってきた。


「じゃあ……もう少しだけ、一緒にいて」

「もちろん」


蓮は嬉しそうに笑った。