幼なじみの蓮くんが、最近なんか甘い

公園に着くと、私たちは人の少ないベンチに並んで座った。

夕方の風が少し冷たくて、木の葉が静かに揺れている。


「なんか、こうして二人で公園にいるのって不思議だね」


私が言うと、蓮が笑った。


「そう?」

「うん。今までも何回か来たことあるけど」

「たしかに」

「でも今日は……」


言葉が続かなくなる。

恋人として二人で座っている。

そう思うと、同じ公園なのに全然違って見えた。

蓮も同じことを考えているのか、少し照れたように笑う。


「俺も、ちょっと不思議」

「蓮も?」

「うん」


しばらく二人で静かに座っていた。


「聞きたいことがあって」

「私に?」

「うん」


そして、ゆっくり私を見る。


「結菜って、いつから俺のこと好きだった?」

「……え?」


思いがけない質問に、思わず目を丸くした。