死の世界




 ガタン、と音を立てて重い鉄格子の扉が閉まった。


 灰色の分厚い壁。灰色の床。
埃っぽい狭い空間。


 ここが、今日から私が生活する場所。
周囲を見渡して、凪は溜息を漏らした。

 

 此処、絶海の孤島に浮かぶ
政府の手に負えない囚人を収監する世界一の刑務所


─── ネクロピア(死の世界)



 そこが、凪の収監された刑務所だった。