細やかながら短冊を吊るす竿に 七夕来ちゃったなぁと傲慢に思う。 願い事は水色の短冊に書いて、 吊るす。 「一緒に居れますように。ゆーくんと」 最後はわざとあだ名で書いた。 高いところに吊るした。 見えづらい場所選んで。 手鏡持ちながらリップを塗る廊下。 の端から走ってくる革靴の音。