地位レベル一緒2

抱きついても味気ない。


香りがしない。


唯を好きで居続けるのは根性がいるって


訳で。部屋を出て行こうとするシャツの裾を掴む。


「この続きはまた夕星にしよ…?」


嘆願するのだった。


振り返り、唇にそっと触れる。僅かに震え
ながら。


責任を感じてるのかもしれない。けど、
お構いなしな年齢が来るまで辛抱して
待ってて。


いつかお月様に近づくから──。