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「ここが俺の部屋だ。自由に出入りして構わない」
レイに部屋などを案内してもらっている。
覚える部屋が多いから、頑張って覚えないと……!
「なるほど……!って、ここさっき私が使わせてもらってた部屋じゃん!」
「ああ、一旦俺の部屋に寝かせてただけだ」
誰かさんが倒れたからな、と付け足すレイ。
その言葉に少しムッとする。
「わざと倒れたわけじゃないし!……ちょっとびっくりして、」
「心配するから、もう倒れるなよ」
本の世界に入り込んでしまったこと、その世界の主人公のレイの部屋に飛んでしまったこと。
それらのことが重なってパニックになったんだよね……
「うん……」
…………私が【コイセカイ】に来たことで、【コイセカイ】のストーリーに歪みが出ないかな……?
それと私は帰れるのかな………
いろいろと心配になってきた。
「ここがアイの部屋だ。インテリアも変えてもらって構わない」
モノクロで統一された綺麗な部屋だ。
冷蔵庫やキッチンもついているから、ここだけで生活できてしまいそう。


