でも、これだけは言いたい。 「俺の代わりにそう言ってくれるアイの事が好き、だった …………………向こうの世界に行っても頑張れよ」 そう言えて少し心が晴れた時。 白い光が、部屋を満たしていく。 眩しくて、目を細める。 瞬きをした直後には、アイの姿が居なくなっていた。 多分、元の世界に戻れたはずだ。 良かった。………これで、良かったんだ。 アイが幸せで居られるなら。 離れることは、辛くない……、 床が濡れていく。 好きだ。アイ。 『ありがとう」 そんな声が、聞こえた気がした。 Fin.