「……アイさんから、レイ様の屋敷にいらっしゃったと聞きましたもので。
気になって、来てしまいました。」
そう言いながら、不気味に笑う研究員。いや、ハク。
「アイさんが転生したとき、きっと貴方もその場に居ましたよね?
詳しい状況を教えていただけないかと。」
アイが、きっと転生研究センターに行った。
もしかするとこいつは、アイの行方を知っているかもしれない。
「アイの居場所を教えてくれるならな」
急に黙り込む研究員。
「……………わかりました。アイさんは、現在転生研究センターに居ます」
やはり、そんな気はしていた。
「明日、朝イチでセンターに行く。」
そう言うと少し苦笑を浮かべた後、わかりましたと返答が来た。
転生研究センターにいるならば、話せるかもしれない。
そんな希望を胸に抱いて、転生に付いて詳しく説明する。
アイに会いに行くには多少の犠牲は必要だ。
自分に言い聞かせて、我慢をする。


