レイには、多分もう会えない。
そう気づいた時には涙が止まっていた。
誰も居ない公園で、ベンチに座る。
暗い宇宙に、1つ輝く星が見えた。
私は、『好き』の気持ちがずっとわからなかった。
でも。
【コイセカイ】のアモールという場所に行き、
そこで出会った人たちは………
冬の寒さも超える、とても温かい人ばかりだった。
その中で、レイに出会えたこと。
転生して、またこの地に戻ってきたこと。
これ以上の、巡り逢いは。
きっとこれからも、起こらないと思う。
そして、レイを『好き』になった。
…………とても素敵な事だと思うんだ。
この奇跡を、ありがたく思う。
だから。
レイ。聴こえていないかもしれないけれど。
ありがとう。
そう、感謝する事が。
私なりの、『恩返し』です。


