『好き』を見つけることが元の世界に戻る条件です!〜氷王子との同居生活、始まります!〜




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あれから2時間が経った。



今だに、アイに言われた台詞がずっと頭から離れない。



『これ以上近付かないで!』



近付かないで、とは嫌ということだ。



俺のことが嫌なのか………?



ループから抜け出せない。



そろそろ、頭を切り替えなくてはいけないのに。



コンコン。



扉から、そんな音が聞こえた。



「レイ、あのね………」



アイはきっと、俺の声も聞きたくないだろう。



ならなんで、俺の部屋に来ているんだ?



「返事はしてくれなくていいよ。



………レイ、ごめん。



あの、私、……レイが嫌だ、触れられるのが嫌だ、とか。



そんなことは全然なくて。…………むしろ真逆で。



レイといると胸がうるさいし、顔が熱くなるし……」



そう言われて、さらに訳がわからなくなった。



…………俺がアイに持っている感情と同じだったから。