聞くと、またしても驚いた表情だ。
この世界に住んでいれば知っている、常識なはずなのに。
「俺は心が読める能力だ。お前は能力があるか?」
もしかしたら、遠い国から来たのかもしれない。
そう思い、聞いてみると。
「は?」
思った通りの反応が返ってきた。
少女は、何かに気が付いたように目線を上げた。
「ここは………」
息を漏らし、力尽きたようにこちらへ倒れてくる。
少女が倒れる寸前で受け止めた。
ベッドに横にさせてから、俺はアモール以外の国の特徴を調べた。
すると、どこの国にも魔法や異能力があるということだ。
もしかしたら、この子は………
少女の髪を撫で。
転生してきたのかもしれない。
その可能性が浮かぶと、すぐ転生について調べ始めた。


