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急に俺の部屋に、少女が来た。
侵入してきたというより……迷い込んだのに近い感じだ。
ここらでは見ない、黒髪に茶の瞳。
隣国から来たのだろうか。
「あ、あの、すみません。ここってどこですか?」
自分でもわからないかのように言う少女。
その言葉に拍子抜けした。
「…………逆にどうやって入ってきたんだ」
不審に思い、聞いてみると。わからないようだった。
どういうことだ?
「俺にはワープ、というか瞬間移動をしてきたように感じたが」
そう言うと、目を丸くする少女。
『本を読んでいただけなのに……』
少女の心の声が聞こえてきた。
「本を読んでいただけ……?」


