「私、レイが好き。」 「………は、?」 声を漏らし、動揺している。 それはそうだ。 今までそんな素振り、見せたことなかったから。 「好き、だったよ。今までありがとう」 そう言い残して、床から離れる。 熱くなった目元を隠すように手で覆った。 「…………バイバイ。」 歩くスピードを早めていった。 「……っ、ちょっ、まっ……!」 レイは勢いよく部屋を飛び出す。 床にある、温もりだけが残っていた。