『好き』を見つけることが元の世界に戻る条件です!




.。.:*☆―――――――――――――――.。.:*☆



レイに頼れと言われてから。



「あの、レイ。相談したいことがあって……」



「どうした?」



転生のことを相談しよう……



「私は、元々いた日本から転生してきたんだ。



そこの世界で、【コイセカイ】のアモールについて書いてある小説があって………



それを読んでたら、ここに転生してきたの。」



「そうだったのか………」



無言が続く。



「それと、元の世界に戻る方法が本に書いてあったんだけど………」



頷きながら聞いてくれるレイ。



「私の、『好き』を見つけることなの。」   



「『好き』を見つける……?それだけ?」

 

うっ、やっぱり好きを見つけるのって他の人にとっては、簡単なのかな……?



「私、『好き』とかよくわからなくて……誰かを好きになったことないし……」



そう言うとレイはパッと顔を明るくした。



「じゃあ、『好き』を見つけるのに協力してやる」



「っ、ほんとっ?ありが…」



「ただし」

  

お礼を言葉によって遮られた。



「俺の恋人のフリをしてくれないか」