「………」
レイは口を閉じる。
そんなに言いにくい組織なのかな……?
「………転生研究センターだ」
「え?」
な、なにそれ……
「たまに転生してくる人がいるから、どうやって転生してるのかを研究する場所だ」
「あ、危ない場所なの?」
そう聞いてみるとまたレイは口を閉ざす。
無言は肯定のように感じた。
「……アイも、転生してきたんだよな」
……動きが止まる。
「やっぱりな………センターからは俺が守る」
「それと……困ったことがあればいつでも頼れ」
そうだよね……人を頼ることも大事だよね……
「……うん、わかった」
そう返して私はまた資料を読むのに夢中になった。


