「こんな豪華な部屋……いいの?」
「使ってくれなかったら部屋が余る」
ふふっ、それって使ってくれって言ってるっていうことだよね…、
「レイ、ありがとう!」
お礼と一緒に笑顔を送る。
「………っ、アイはよく笑うな」
「笑顔が取り柄だもん!」
そういって2人で微笑む。
あれ、そういえば………
「レイって何歳?」
「18だ。………なにか?」
18ってことは13の私と5歳差か……
「18でここの屋敷に1人で住んでるの?」
そう聞くと、眉を下げながら話し始めるレイ。
「親が10の時に亡くなって、それからずっと1人だ」
!……そんなことが……
「私もおんなじような感じかな」
私も親の記憶がないんだよね……
レイとの共通点を見つけ、なんとかやっていけそう。
そんな気がした。


