ゆいは少し考えた。
りんご飴。
射的。
風船。
花火。
どれも楽しかった。
「……全部。」
「全部?」
「うん。」
ゆいは少しだけ笑った。
「りくと一緒だったから。」
言ったあと、恥ずかしくなって視線を落とす。
けれど、今度は逃げなかった。
りくは何も言わない。
「……?」
ゆいが顔を上げると、りくは少し困ったように笑っていた。
「それ、ずるい。」
「え?」
「今日、何回俺を照れさせる気?」
「……知らない。」
「俺だって結構恥ずかしいんだから。」
「りくが?」
「俺が。」
そう言って、りくは笑った。
りんご飴。
射的。
風船。
花火。
どれも楽しかった。
「……全部。」
「全部?」
「うん。」
ゆいは少しだけ笑った。
「りくと一緒だったから。」
言ったあと、恥ずかしくなって視線を落とす。
けれど、今度は逃げなかった。
りくは何も言わない。
「……?」
ゆいが顔を上げると、りくは少し困ったように笑っていた。
「それ、ずるい。」
「え?」
「今日、何回俺を照れさせる気?」
「……知らない。」
「俺だって結構恥ずかしいんだから。」
「りくが?」
「俺が。」
そう言って、りくは笑った。


