「うん。ちゃんと見てた。」
ゆいが嬉しそうに風船を抱える。
その横顔を見ながら、りくは小さく笑った。
「楽しそう。」
「だって楽しいもん。」
「そっか。」
「りくは?」
「俺も楽しい。」
「ほんと?」
「うん。」
りくは少しだけ間を置いてから続けた。
「ゆいと来てるから。」
「……。」
今度は、ゆいが何も言えなくなった。
ゆいが嬉しそうに風船を抱える。
その横顔を見ながら、りくは小さく笑った。
「楽しそう。」
「だって楽しいもん。」
「そっか。」
「りくは?」
「俺も楽しい。」
「ほんと?」
「うん。」
りくは少しだけ間を置いてから続けた。
「ゆいと来てるから。」
「……。」
今度は、ゆいが何も言えなくなった。


