恋は目をそらしたその先に ー夏祭り編ー

「どれ?」


「白いやつ。」


「じゃあ、それ狙えば?」


「取れるかな。」


「大丈夫。」


「なんで?」


「俺が応援してるから。」


「それだけ?」


「それだけ。」


ゆいは笑った。


「じゃあ、頑張る。」


けれど、結果は失敗。


何度やっても、うまくいかない。


「……取れない。」


「惜しかったけどな。」


「もう一回。」


「いいよ。」