恋は目をそらしたその先に ー夏祭り編ー

「どれにしよう……。」


去年着た浴衣。


今年買った浴衣。


鏡の前で合わせてみる。


(りく、どんなのが好きかな……。)


そこまで考えて、ゆいは顔を赤くした。


「……何考えてるんだろ。」


でも、


好きな人と夏祭りに行くなら、少しくらい可愛くなりたい。


そう思うのは、仕方ない。






その頃


りくも友達と話していた。