廃棄現場で横たわる彼女を発見。
服は普段着のまま、涎を垂らしてはしたない姿に成り代わっていた。警察を呼び、アルコール度数を測ってもらい、救急車も一応呼んだ。
乾燥大麻の譲渡しの件で捜査は勧められた。
意識が飛んだ状態だった。緊迫した様子に、半音階、トライトーン増四度、減五度を浮かべた。ボロボロにされた体つきをみて、自分を蔑んだ。
愚かだ。泣いて悲しむ家族が覗く。信用してあの仮面男に手懐けるんじゃなかった、と、後悔すら薫る。変な意味じゃなくて怒りを感じた。彼女の人生を壊した。あの会場に居た、誰でもよかった無差別殺人と変容する。
虚しくて
苦痛で
潜るにしても
殺意がある限り
民事上片付けられない
刑事事件と成立したら
訴訟を起こせる
そこに希望を持って
動機付けられたら
もう他に被害者は出ない
筈と心に訴えた。


